必要な工具
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プラスドライバ,トルクスドライバ(T8),マイナスドライバ
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作業時間の目安
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馴れた人なら15分,初めての人でも40分くらい(分解するまで)。
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[図1]ここがキーボードロックねじ。ゆるんでいないときは,ゆるめる。
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[図2]まず,ACアダプターとバッテリーは抜いておくこと。キーボード奥側に2ヶ所あるキーボード・リリースタブ(escとF1の間・F8とF9の間)を手前に引くと,キーボードがはずれる。キーボードはそのまま裏返して手前側に置いておく。
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[図3]プラスドライバでヒートシンクに3ヶ所あるねじをはずしたあと,手前にある取っ手をもって上に引き上げ,ヒートシンクをはずす。(最後に組み上げるときには図示したフェライトビードをヒートシンクの下に挟まないようにする。)
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[図4]キーボードのケーブルをはずす。それには,まず左側手前にあるモデムカードをはずす必要がある。図で示す2か所のねじをはずし,モデムカードを抜く。([図5]にある線で結んだ2つがコネクタ。この位置を意識しながら,抜くようにするといい。)
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[図5]モデムカードをはずすと,手前にあるキーボードのケーブル上にコネクタを抜くための取っ手状のフィルムがある。これを持って,丁寧にコネクタを引き上げる。(従来のものと違って,ロック機構がないので引き上げるだけではずれる。)
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[図6]これがキーボードのコネクタ。ピン状になっているので,抜き差しは丁寧に行わないと曲がってしまうことがある。注意しよう。
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[図7]つぎに,ハードディスクをはずしておく。ハードディスク左側の半透明のフィルムを持って上に引き上げるだけで,簡単にドライブははずれる。円の部分のフィルムの下にコネクタがある。
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[図8]ハードディスクドライブを引き上げた状態。円で示した部分がマザーボードとのコネクタ。注意深く抜くこと。
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[図9]最後に本体に取りつけるときは[図8]のような状態にしておくと,マザーボード側のコネクタがはめやすい。コネクタをはめたら,フレーム下側の2ヶ所のツメは本体側にあわせて
HDドライブをはめこむ。
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[図10]続いてケースの分解に入る。まず,パワーオン・キーのある部分のパーツをはずす。背面側から見ると,図示した部分に切り欠きがあるので,そこに−ドライバを丁寧に差し込むとツメがはずれる。(強く差し込むと,ツメが折れるので注意)
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[図11]ツメをはずした状態で,ディスプレイを広げ,うしろ側から持ち上げるようにしてはずす。
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[図12]図の左下の円内,手前のディスプレイケーブル,奥のインバータケーブルを抜く。
インバータは,まず上の円のところにあるツメをはずし,左側にスライドすると,右にあるツメの部分がはずれる。
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[図13]背面ポートの両脇にある4本のトルクスねじをはずすし,ディスプレイを上に持ち上げるとディスプレイははずれる。
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[図14]裏側の7か所のトルクスねじをはずす。2本長いねじがあるので,位置を忘れないこと。図では下の外側2本が長いねじ。
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[図15]表側ではずすねじは,図示した8か所(いずれもトルクスねじ)。
左下のねじは黒いカバーをめくり,下図の赤丸の部分を引き上げてトラックパッドケーブルをはずすと,その下にある。
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[図16]右奥のパワーオンキーの手前部分にある,2つのコネクタ(左はパワーオンキー,右はスピーカ)を抜く。
しかるのちに,トップケースとボトムケースを分離する。いくつかツメがあるので,注意しながらも,思い切りよくはずす(まず,奥側中央のSCSIコネクタ上にあるツメをまずはずしておくとやりやすい)。
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ここまで分解すれば,あとは見えるねじを外していくことで,さらに分解を進められるだろう。
組み上げるのは,当然逆の手順となる。
トップケースとボトムケースを取りつける際,奥側中央のSCSIコネクタ上にあるツメがはまっていることを確認。直径1.5cmほどの黒いゴムシートが出てくる場合があるが,これは[図16]中央部の黒い円内(パワーオンキーの下)に敷くものである。
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