Last Update: 2001.5.7

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編集:ほしいち

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PowerBook G3 Series (Bronze keyboard) (開発コード:Lombard)に関する個人的な使用感などを綴ってみました。

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Club Lombard休止について (2001.5.7)

トップページにも告知いたしましたが,Club Lombardは休止というか,かなりのんびりした更新へと移行します。ですから,たまーに更新されるかもしれません(笑)
管理人がPowerBook G4を購入したというのもひとつの理由ですが,Lombardに関するFAQやトラブルもだいぶ出尽くしてきた感があるというのがもうひとつ大きな理由です。ですから,何か新しくトピックが出てくれば更新することもあるというわけなんです。
そういうわけで,今後ともよろしくお願いいたします。

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PowerTypingKeyboard (2001.5.6)

パワーラボから待ちに待った「PowerTypingKeyboard」が届きました。まずは箱から出してみると,どうもフラットケーブルが長い。しかも,90度曲がってる。もしかしてPismo用が来てしまったのか?と思いましたが,ケーブルにも99という文字があるので,ものは試しとばかり取りつけてみました。うまく取り回すと,ちゃんと取りつけることはできたのですが,あのケーブルの長さはいまだに謎です(笑)
さて,リセットして立ち上げてみました。まずは「キー配列」ですべてのキーがキーインできるかのチェックです。問題なく認識しています。あとはcaps lockのインジケータをつけたり消したりして楽しんでました(笑)
さて,実際の使用感ですが,ちょこっと固めのキータッチが実に久しぶりな感じで最初は違和感があったものの,慣れるとこれがクセになります。あの限られたスペースの中でこれだけしっかりしたキーボードができるものなんですね。リリースは延びに延びましたが,これなら納得です。色はもうちょっと薄いほうがよかったような気もします。遠目だとトランスルーセントな感じがあまりしません。しかし,外見という点では青のLEDはいいですね。別もの!という感じです。
パッケージには「PowerBook G4」という文字もありましたので,それも期待大です。え?PowerBook G4?買っちゃいました(笑)

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PowerBook G4 (2001.1.12)

マズいです(笑)
PowerBookは5300c 〜 3400c 〜 G3 (Wallstreet) 〜 G3 (Bronze keyboard) と常に最新のものに買い替えてきていましたが,Pismoは見送りました。しかし,今度のPowerBook G4はかなり惹かれるものがあります。
なんといってもオールインワンでありながらあの薄さと軽さ。現在使用しているG3 (Bronze keyboard) を買ったのも,Wallstreetよりも1kg近く軽く,そして薄いというのが最大の理由でした。そのG3 (Bronze keyboard) よりも今度のG4はなんと40%も薄いのです。これはDuoを含む歴代PowerBookの中で最も薄いものです。重さも10%以上削られています。
デザインについては賛否両論あるかとは思いますが,私にとってはこの薄さと軽さで購入するためのじゅうぶんな動機づけになります。
さらに先日換装したばかりの32GBのHDDもそのまま流用できそうですし・・・
Club Lombardはどうなっちゃうんでしょうか?(笑)

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SolidAdjuster (1999.12.14)

トラブルシュートのページでも紹介していますが,Daijin's Worldのkosakaさんが希望者を募って製作を代行してくださった「SolidAdjuster」が届きました。
このパーツは,キーボードのタッチを良くするためにハードディスクのところにアルミ製のカバーをつけてキーボードを下から支えるものです。しかも,ハードディスクのキャリア部分に取りつける(乗せる)ことで,ハードディスク本体には負担をかけない構造になっています。また,アルミニウムという導体をPowerBook内に入れることを考え,絶縁塗装まで施されているという,たいへんしっかりした作りになっています。
さっそく説明にしたがって取りつけてみました。取りつけ作業はいたって簡単です。キーボードをはずし,ハードディスクとキャリアの間に差し込むようにして取りつけます。ほんの2,3分の作業です。取りつけると絶縁塗装の赤がとても鮮やかです(これが,閉めると見えなくなるというのも粋な感じでなかなかです。写真はDaijin's Worldで見てくださいね)。
さて,キーボードを取りつけて,試しに打ってみました。すると,キータッチがかなり良くなっていることがすぐにわかります。「SolidAdjuster」のある右側のしっかり感がだいぶちがいます。正直言って,ここまで変わるものだとは思っていませんでした。今までのキータッチでもそう悪くないとは思っていましたが,このソリッドさはさすが「SolidAdjuster」と言えます。
まだ入手していない人は,ぜひ,と言いたいところなんですが,すでに希望者の募集も終わってしまっています。ただ,若干のキャンセル分も残っているそうですので,興味のあるかたはDaijin's Worldをチェックしておきましょう。また,作成方法も載っていますので,ご自分で作成してみるのもいいでしょう。
最後に,製作代行という非常にたいへんな作業を一手におこなってくださったkosakaさん,ご苦労様でした。そして,ありがとうございました。

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USキーボード (1999.9.17)

ようやくUSキーボードを入手して換装しました。(とはいえ,Wallstreetを使っていたころは,USキーボード入手までに9か月かかったので,今回の2か月は実は早いのですが。)4日ほど使ったので,その使用感を書いてみます。
USキーボードはまず見た目がすっきりしていていいですね(とりあえず外見から入るわたし)。スペースバーもちゃんと「バー」と呼べるだけの長さがありますし(JISのはスペース「キー」ですね,いわば)。
実際に使っても,記号類が使いやすい(慣れた)ところにあるのでストレスを感じません。また,ホームポジションがJISキーボードよりも中央に寄っているので,トラブルシュートのページでも書いた,日本語入力時に,意図しないところで確定してしまう問題も起こりにくく,変に右手親指つけ根あたりを意識しなくて済んでいます。
キーボードは思考とともに打てるように,よけいなことを意識しないで済むのがいちばんですが,その状態にずいぶん近づいてきています。
ただ,そういう意味では,JISキーボードに慣れている人は,JISキーボードを使うのがいちばん快適ということになります。キーボードはそういう慣れの部分が占める割合が大きいですので,USキーボードに交換すれば誰もが快適になるというわけでもありません。
そんなわけで,わたしはUSキーボードでずいぶん快適になりました。
あとは一点だけ。controlキーとcaps lockとを入れ替えてくれれば完璧なんですが……

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液晶ディスプレイ (1999.7.25)

PowerBookを使っているときに,もっとも目にしている機会が多いのが液晶ディスプレイです(そりゃそうだ)。
Lombardでは,液晶にキーボードのあとがつくという問題がありますが,これはAppleが今までの方針をがらりと変えたことの現れと見ることもできます。今までは,薄さや重さについてはほとんど考慮されていなかったのが,薄さを追求した結果,ちょっと不慣れなところが覗いたといったおもむきでしょう。クリックボタンのクリック感の個体差についても,(トラブルシュートのページにも書いてありますが)構造がWallstreetから変更になって,より軽くしようとしたことで顕れた問題だといえます。まだ不慣れであるとはいえ,Appleが薄さと軽さを意識しはじめていることは,個人的にはいい方向だと思っています。わたしとしては,薄くて軽くなってくれれば,大きさは問いません(大スクリーンを搭載するためには大きくせざるをえないし,フルサイズのキーボードも必要)。
ちなみに,液晶へのキーボードあとの対策ですが,Arvel製の液晶保護フィルムは断念しました(^-^; どうしても小さなほこりを挟み込んでしまって美しく貼れないのです。あと,素の液晶画面よりちょっと反射が多くなってしまうのもどうも。気にならないといえば,気にならないレベルなのですが。今は,EIZO(ナナオ)のディスプレイについてきた画面を拭く布(何て言うんでしょう?メガネ拭きと同様のもの)を挟んで閉じるようにしています。
表示については,ほぼ満足しています。下側が薄くなる点についても今まで使ってきたPowerBookの中でもっともムラが少ない感じです。DVDソフトの再生も非常に滑らかです。PowerBookでこんなことができるようになるなんて,感慨もひとしおといったところでしょうか。

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トラックパッド (1999.7.21)

キーボードに次いで,触れている機会が多いのがトラックパッドです。ノートに外付けのマウスを繋ぐのは(Windows機のようで)美しくないと常々思っているわたしは,今まで所有したPowerBookにマウスを繋いだことは一度もありません。しかし,そんな美学だけでなく,Macのマウスドライバはヒューマンインターフェイスに則って非常に感覚的に操作できるので,トラックパッド操作になんの不便もないというのが,非常に大きいのです(Windowsのマウスドライバでは,たとえ美しくなくてもマウスを繋ぎたくなる気持ちはよくわかります)。
たしかに,トラックパッドの操作には,ある程度の慣れは必要ですが,慣れてしまえばたいへん快適です。だいいち,マウスを置くスペースを確保する必要がありません。とくにモバイル環境ではそのスペースを確保するのが難しい場合が多いですから,機動性にも貢献します。また,細かいグラフィックを書いているときも,マウスだとクリックしたときにちょっとずれてしまうことがありますが,トラックパッドで移動してクリックボタンをクリックすれば,移動してしまう恐れはありません。
ただ,このトラックパッドがどうしても受けつけない体質の人がいることもたしかです。わたしが使って何の問題もないトラックパッドを,某氏が使うと,とたんにポインタが言うことをきかなくなるということがありました。ポインタが元の位置まで戻っていったりするんですね(笑)。とくに風呂上がりなどの体の湿度が高いときになりやすいようです。こういう人は残念ですが,外付けマウスのお世話にならなければなりませんね。LombardはUSBですから,ADBとちがって気軽に抜き差しできるので,状況に柔軟に対応できるのがいいです。
こうは言ってきましたが,トラックパッドでひとつだけ不満な点があります。それは長く使っていると,よく使う部分がてかりをもってしまうことです。これは美しくない(笑)。一時,これを防ぐためにいろいろシールなどを試して見たのですが,タッチが悪くなるので結局やめました。Lombardは今までのトラックパッドと表面の様子が違うので,使い込むにつれどうなっていくか楽しみでもあり,恐ろしくもあります。

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キーボードのこと (1999.7.19)

いちばん触れている機会が多い大切なインタフェイスであるキーボード。特に,PowerBookでは外付けを使用している場合は別として,その選択肢もほとんどないので,なにかと議論の対象になりやすいのは確かです。
さて,Lombardに搭載されている(そして,その名前の元にもなっている特徴的な)Bronze keyboardについて考察してみました。
まず,正統的なMacの見方である外見から。安っぽいとかおもちゃみたいだという前評判とは裏腹に,筆者はなかなかの質感を感じてしまいました。マットな感じのトランスルーセントはけっこうイカしています(でも,Power ボタンの表面の感じが揃っていないのは,画竜点睛を欠いてちょっと惜しいところでしょうか)。caps lockのインジケータが見やすくなったのもいいですね。配列に関しては,JIS配列はもともと好みではないのですが,先代 Wallstreet と比較して, commandキーが大きくなったのは好感触です。JISキーボードの宿命ですが,全体がキーひとつ分左に寄っているので,トラックパッドとの位置関係はいまひとつです(かといって,トラックパッドが左寄りなのも美しくないですけど)。また,今回はスペースバーが左寄りになっているのがわかると思います。このせいで,全体的に左寄りの印象がかなり強くなっていますが,これはホームポジションに手を置いたときにスペースバーがきちんと中央に来るように改良された点です。Wallstreetでは中途半端に右寄りだったので,ホームポジションで左親指はスペースバーに乗りませんでした。でも,個人的には,かな/英数キーをもう少し小振りにしてスペースバーを長くしてほしかったですが。
次に,キータッチですが,Wallstreetと比較して格段によくなっていると感じました。タッチにコシがあるというか,しっかり感があるというか,タイピングしている実感があります。感じ方には個人差はあると思いますが,PowerBookの中では1400シリーズに次ぐタッチを実現していると言っても過言ではないと思っています。ただ,333MHz版では,キーボード右側の下に位置するハードディスクが 400MHz版と比べて薄いのでキータッチに影響があるようです(トラブルシュートのページも参照)。
なお,ANSI配列のU.S.キーボードがアップルから販売されるというはなしも出ているので,これはぜひ手に入れたいと思っています。

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Lombard,第一印象 (1999.7.17)

Lombardが届いて,まっ先にやったことは,先代 PowerBook G3 (Wallstreet) と並べてみたことです(笑)。雑誌とかで見慣れているとはいえ,実際に目の当たりにすると,やはり薄くなっているのが実感できます。特に液晶部分の薄さが際だっていました。次は,持ち比べです。分かっていたことですが,軽くなっています。机の上から持ち上げるときも,軽さを実感できます。薄くなったことで,全体のたわみが大きくなるかと危惧していましたが,この軽さのため,それは杞憂に終わりました。しっかりした感じです。
次に,起動してみました。起動音はWallstreetに比べこもった感じで,スピーカはあまりいい印象ではありません(ただ,DVDを再生した感じでは,そう悪くはありませんでした)。たしかに,内蔵スピーカに多くを求めるのは無理がありますが,かつてPowerBook 3400で見せた Appleのこだわりをもう少し見せてほしかったところです。
実際の動作は言うまでもなく速いです。ブラウザで画像の多いページのスクロールとかAppleScriptの動作で顕著に実感できました。速さの代償として避けられないのが放熱ですが,Wallstreetを体験した身にとっては,熱すぎるという感じではないです。ちなみに,例のうるさいといわれるファンの動作音はまだ経験していません。
第一印象の満足度はかなり高いといえます。

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Club Lombard について (1999.7.15)

筆者のもとにようやくLombardがやってきたのを機に,「PowerBook G3 (Bronze keyboard)情報ページ」のページ構成を再検討して「Club Lombard」として新たにスタートしました。今後は,さらに充実させていく予定でいます。
さて,なぜ「Club Lombard」かというと,語呂がいいからです(笑)。いや,たしかにそれもそうなんですが,皆さんにもぜひ参加していただきたいという願いがあるんです。掲示板しかありませんが,ユーザーどうしの情報交換の場として有意義に使っていただければと思っています。Club といっても会員制というわけではありませんので(笑),気軽に書き込んでくださいね。
また,「Club Lombard」という名称ですが,Clubとはいうものの,会員管理をしているわけではないので,勝手に会員番号をふらないかぎりは,シグネチャーやホームページに自由に使ってください(そんな人いるのかっ?(^-^;)。下にあるバナー(一応,Bronze keyboardをモチーフにしてみました)もご自由に。(できれば,リンクしてくださいね。)

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