Apple、「iOS 17.3」をリリース ‒ “盗難デバイスの保護”機能による追加のセキュリティ対策など

Appleが、iPhone XS/XR、iPhone SE(第2世代)以降向けに「iOS 17.3」をリリースしています。

iOS 17.3

対象となる iPhone を Mac と接続し、Finderウィンドウで一般タブにある「アップデートを確認」ボタンでアップデートします。
また、iPhone 単体では、「環境設定」アプリの「一般」→「ソフトウェアアップデート」でアップデートできます。

このアップデートでは、“盗難デバイスの保護”機能による追加のセキュリティ対策が導入されます。このリリースには、黒人歴史月間を記念して黒人の歴史と文化をたたえる新しいユニティの壁紙に加え、iPhone用のその他の機能とバグ修正、およびセキュリティアップデートも含まれます。

盗難デバイスの保護

  • “盗難デバイスの保護”で、特定の操作を実行するときにパスコードを使用せずにFace IDまたはTouch IDを要求することで、iPhoneとApple IDのセキュリティを強化
  • セキュリティ遅延機能により、デバイスのパスコードやApple IDのパスワードの変更などの機密性の高い操作を実行する前に、Face IDまたはTouch ID、1時間の待機時間、さらに生体認証の合致を要求

ロック画面

  • 黒人歴史月間を記念して黒人の歴史と文化をたたえる新しいユニティの壁紙

ミュージック

  • 自分のプレイリストへの参加を友達に依頼して、全員が曲の追加、並べ替え、削除を共同作業で行うことが可能
  • 共同作業のプレイリストで、トラックに絵文字のリアクションを追加可能

このアップデートには、以下の改善も含まれます:

  • AirPlayのホテルでの対応により、特定のホテルの客室でテレビにコンテンツを直接ストリーミング可能
  • “設定”の“AppleCareと保証”に、自分のApple IDでサインインしているすべてのデバイスの保証範囲を表示
  • 衝突事故検出の最適化(iPhone 14およびiPhone 15のすべての機種)

一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できない場合があります。Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

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