昨年末にMacBook Air (2020, M1) を購入して、普段よく使うデバイスが2台Wi-Fi 6に対応したのを機に、自宅のWi-Fi環境(Velop AC2200 3台によるメッシュWi-Fi)をWi-Fi 6対応にすべく、親ノードをWi-Fi 6、5,300Mbps対応の「Velop MX5300」に入れ替えました。
従来のWi-Fi環境はこちらでレビューしています → 【レビュー】メッシュWi-Fiで、家中どこでも快適ネット生活 ‒ LINKSYS「VELOP」
製品写真を見るかぎり、AC2200とそう違いはなさそうだと思っていましたが、それは見た目だけで、実際に見るとサイズはかなり大きいです。
AC2200の 78.7 × 78.7 × 185.4(mm)に対し、MX5300は 114.3 × 114.3 × 243.8(mm)と高さだけでも6センチ近く高く、体積だと約2.8倍の大きさです。
ちょっとびっくりしました。
自宅の同じところに設置して、これくらいの差がある感じです。
しかし、高性能ルーターによくあるアンテナが林立するデザインと違って、MX5300は底面積も小さく、スッキリとしたデザインで違和感なくインテリアに溶け込んでくれます。
なお、ACアダプターはプラグ一体型ではなくなったので設置の自由度は大きくなりました(左がMX5300のもの、右はAC2200のもの)。
さて、設定ですが、親ノードを入れ替えるので、基本的に一から設定するのと同じ手順が必要でした。親ノードの設定を済ませて、それに他のノード(従来より使用していたノードの再利用)を接続していきます。
とはいえ、今までのVelop同様アプリの指示に従って設定するので、特に難しいことはありません。
MX5300には、USB 3.0ポートが1つ、Ethernetポートが4つ搭載されています。
USBポートを利用して簡易NAS機能(SMB共有)を使うこともできます。ただし、この簡易NAS機能はTime Macineバックアップには非対応なので、Wi-Fi上でTime Macineバックアップを使うには、EthernetポートにTime Capsuleや他のNASを接続する必要があります。
参考:【How To】LINKSYS「VELOP」のメッシュWi-Fi上で AirMac Time Capsule を使う
底面には電源スイッチのほか、WPSボタン、リセットボタンがあります。
さて、気になる速度です。M1 MacBook Airで fast.com を使って調べました。
まず、有線接続でのスピード
続いて従来使っていたAC2200の場合
そして、MX5300
AC2200の3.6倍、有線接続にも匹敵する速度が出ました。
従来の環境にも特に不満はありませんでしたが、これだけの速度が出ていると何をするにも非常に快適です。
その後、MX4200(Wi-Fi 6、4,200Mbps対応)が発売されました。MX5300より1,100Mbps遅いですが、その分廉価です。
今、子ノードをAC2200からそれに入れ替えて、家中全体をWi-Fi 6対応にしようかと目論んでいます。ただサイズがMX5300と同じなのが、設置場所的にちょっと考えどころです。
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