4月9日に開催された「Apple User Group Meeting in Nagasaki 2011」のときに、試作品を見せてもらって、一目ぼれしたiPad 2ケース、トリニティの「Simplism Leather Smart Shell for iPad 2」。発売を今か今かと待っていましたが、ついに発売になりました。
「Leather Smart Shell for iPad 2」は、シェル型のレザーケースで、スリムな形ではありますが、必要充分な保護性能を持ち、さらにユニークな特長をいくつか持っている製品です。
iPad 2に装着した状態。レザータイプのフリップケースです。
本体は、本革でなく、フェイクレザーです。とはいえ、しっかりした質感で、しかも本革ほど取り扱いに注意がいらず、気軽に使える素材といえるでしょう。
プラスチック製の芯材が使われていて、強度と軽さを両立させています。
開くとこんな感じです。内側は、柔らかな起毛素材で、iPadをやさしく包んでくれています。
本体は、ツメのような部分でホールドされています。
この固定方法には、同社のiPhone 3G/3GS用のホルダー「Holster Style for iPhone 3G」を開発したノウハウがつぎ込まれているように感じます。
装着したままで、すべてのポートやボタン類にアクセスできます。
スピーカ部も大きく開いています。もちろんカメラのレンズのためのホールも開いています。
そしてこのステッチがケースのふちを一周りしていて、デザイン上のアクセントになっています。このステッチの部分を作るのには、何度も試作を重ねたのではないかと思います。
マイク位置は、マイクの穴の部分を避けるように形成されています。
ここは、後述のスタンドとして使用したときに、ちょうど折り曲げるところなので、偶然を避けるようになっているのかもしれないと思ったのですが、反対側(Dockコネクタ側)を見ると、そちらはまっすぐなままなので、意図してマイク部を避けるように設計されているのだと思われます。
そして、このケースの一番の特長は、ケースを着けた状態でそのままスタンドにもなるということです。
3段階の角度でiPadを固定できます。
映画を観たり、みんなで写真を見たりするときに、最適な角度に調節できますね。
もっとも平らにした状態。若干角度がありますので、タイピングする際にちょうどいい傾斜がつきます。
フタの裏側には、6か所のカードホルダーがあります。
外側のホルダーは、浅めで、カードが3分の1程度はみ出ますが、内側の2列はカードが全部収まるだけの深さのポケットです。
さらに、アップル純正のSmart Coverと同じように、フタを開くとiPadがスリープから復帰し、閉じるとスリープに入るのも便利です。
フタはマグネットで本体に付くため、閉じたあとに固定するための手間がいらず、フタを閉じるだけで、そのままサッと持ち出すことができます。
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