【レビュー】ミニサイズのUSB-Cドック「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK nano1」‒ シリーズ初のUSB 3.2 Gen 2対応、ケーブル脱着も便利

フォーカルポイントから、USB-C接続のドック「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK nano1」が発売されます。
「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK nano1」は、5-in-1のUSB-Cドッキングステーションで、同タイプでは世界最小クラスのサイズ。どこにでも持ち運んで使えます。

TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK nano1

現在、クラウドファンディングによる事前予約販売が行われています。

製品化される前の動作サンプルをメーカーからお借りできたので、レビューします。
動作サンプルのため、実際に製品として出荷されるものとは仕様が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

拡張ドックの機能としては、以下のポートが拡張されます。

  • USB-C 3.2 Gen 2ポートが2ポート
  • USB-A 3.2 Gen 2ポートが1ポート
  • 最大2TB対応のSD/microSDカードスロット
接続ポート類

USB-Cポートが2つ搭載されているドックはまだそれほど多くなく、USB-C機器が増えてきた昨今、より便利に使うことができます。

また、ALMIGHTY DOCKシリーズとしてはじめてUSB 3.2 Gen 2(理論値最大10Gbps)のデータ転送に対応した製品です。

MacBook Air (M1, 2020) に接続して「システム情報」で確認してみました。
最高10Gb/秒の速度で接続されていることがわかります。

システム情報

USBハブ部分にストレージ系を接続してみました。

外付けSSDは、USB 3.2 Gen 2に対応しているので、最高10Gb/秒で接続されています。

外付けSSD

外付けハードディスクは、USB 3.2 Gen 1対応の製品なので、5Gb/秒での接続です。

外付けハードディスク

そしてこの製品のもうひとつの大きな特長は、MacBookなどに接続するケーブルが脱着式である点です。

製品には約20cmの長さのUSB-C to USB-Cケーブルが付属しています。
MacBookなどで使うのにはちょうどいい長さですが、iPad ProをMagic Keyboardに取り付けて使うときやiMacなどで背面にUSB-Cポートがあるときなど、もう少し長いケーブルだと助かるときがあります。そういった際に、シーンに応じてケーブルを替えて使うことができます。短いケーブルだと、ポートに不要な力がかかったりしますので、これは意外と便利な点なのです。

ケーブル脱着式

さらに便利なのは、USB-C to USB-Aのケーブルを用意することで、USB-Aポートのみしか持たないデバイスでも「ALMIGHTY DOCK nano1」を使ってUSB-C機器を利用することができる点です。もちろん、転送速度などは接続するポートに制限されてしまいますが、使えるのと使えないのとではまったく違います。

なお、USB-CポートはUSB PDには対応していないので、ACアダプタなどを接続してMacBookやiPadなどを充電しながら使うことはできません。

カラーは、MacBookやiPadにマッチするシルバーとスペースグレイの2色。
ここでは自分のMacBook Airに合わせたスペースグレイを使用しています。

スペースグレイ

サイズは、約126.9mm x 32mm x 10.5mm。
重さは33グラム。付属のケーブルを含めると44グラムでした。小型軽量で、気軽に持ち運んで使えるドックです。

重さ

ALMIGHTY DOCKシリーズの初代「C1」と比較してみました。厚さはほぼ同じ程度で、底面積は3分の1くらいのサイズ感です。ずいぶん小さい印象です。

C1との比較

USB-C接続の機器が増えてきた傾向も見据えた製品で、しかもどこにでも気軽に持ち運べて、出先で必要なポート類を備えた便利なドックです。

「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK nano1」は現在、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて最大40%オフの4,500円から先行予約販売されています。
クラウドファンディング期間は、2021年10月7日まで。配送予定は2021年10月以降です。

GREEN FUNDINGのクラウドファンディングページへ

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