Appleが、Worldwide Developers Conference 2021 で下記の新製品、新サービスを発表しています(2:00より随時更新)
- iOS 15:FaceTime(空間オーディオ対応、機械学習による雑音除去、グリッド表示対応、ポートレートモード、メッセージなどで送れるFaceTimeリンク、Androidなどでも通話可能、音楽や映画などを一緒に楽しめるSharePlay)、メッセージapp(簡単に効率的な共有ができる「あなたと共有」)、通知(デザイン一新、機械学習で通知をまとめる「通知要約」、「おやすみモード」に加えカスタマイズ可能な「集中モード」搭載)、「テキストの認識表示」(画像からテキスト部分を認識して選択やコピー、電話発信などが可能で日本語は含まれない7言語に対応)Spotlightや連絡先の強化、写真app(「メモリー」の強化)、ウォレット(UWBに対応したキー機能、運転免許証や身分証明書)、天気app(デザインの一新、天気図表示)、マップapp(インタラクティブ地球儀、精細な情報と美しい夜間モード、道路のレーン情報も表示、最寄りの駅を簡単に表示、周囲の建物をスキャンするとARで道順を表示、対応地域は順次拡大)
- AirPods:補聴器機能「会話を強調」、急を要する通知を読み上げる「通知の読み上げ」、「探す」ネットワークで探せる、起き忘れると通知、空間オーディオをApple TV視聴中にも利用可能に
- iPadOS 15:ホーム画面のウィジェットを他のアプリといっしょに表示、多くのウィジェット追加、DockからもアクセスできるAppライブラリ搭載、より簡単でパワフルなマルチタスキング、素早くメモができるクイックメモ、自動翻訳に対応した「翻訳」、アプリケーションを作れる「Swift Playgrounds」
- プライバシー:メールappに「メールプライバシー保護」、アプリケーションのプライバシーレポートを見られる「プライバシーシステムコントロール」、デバイス上のみで音声認識できるSiri、パスワード忘れに対処する「復旧用の連絡先」、「デジタル遺産プログラム」、よりプライバシーを保護するiCloud+(価格変更なし)
- ヘルスケア:転倒リスクを軽減する「歩行安全性」、長期的な傾向を見る「トレンド」、毎日の自己の健康データを医療機関や医師と直接共有可能、身近な人と健康情報を共有できる「ヘルスケア共有」
- watchOS 8:マインドフルネスを実践する「Mindfulness」アプリ、「睡眠」アプリで睡眠時の呼吸数を計測、「ワークアウト」に太極拳やピラティスを追加、Fitness+の強化、「ポートレート」文字盤の追加、「写真」アプリケーションの強化、Apple Watchから写真を簡単に共有、メッセージの強化、Homeアプリケーションとの連携強化
- ホーム:HomePod miniから直接Apple TVのSiriにアクセス可能、HomePod miniがApple TV 4Kのスピーカーとして利用可能に、HomePod miniの販売国を追加、Siri対応の他社アクセサリが登場
- macOS Monterey:ひと組のキーボードとマウスで複数のMacとiPadを操作する「ユニバーサルコントロール」(デバイス間のドラッグ&ドロップも可能)、Macのディスプレイ・スピーカーに「AirPlay」で表示・再生が可能、一連の動作を自動化する「ショートカット」をMacにも搭載(Automatorのタスクもインポート可能)、タブグループなどSafariでのタブブラウジング体験を改善、Safariの機能拡張がiPadやiPhoneにも対応
- 開発:iPhoneで撮影することで簡単に3Dモデルを作れるAPI「Object Capture」、並行処理の記述が効率化される「並行性」をSwiftに搭載、App Store改良(複数のカスタムページを利用可能、イベントを探す新しい方法「App内イベント」)、開発のワークフローを効率化する「Xcode Cloud」、Macにベータ版をテストする「TestFlight」を導入
- 各OSのベータ版は開発者に本日提供、パブリックベータは来月、正式リリースは秋