Thunderbolt 3認証を取得した「OWC ENVOY EXPRESS」は、M.2 NVMe SSDに対応し、バスパワーで使用できる高速SSDケースです。
パッケージには、OWC ENVOY EXPRESS本体のほか、スライド式のプラスチックホルダーとプラスドライバーが付属しています。
本体背面の2つのネジを外すと、裏蓋が取れます。
Thunderbolt 3ケーブルは内部にあるコネクタに差し込まれていて、交換することも可能だと思われます。
SSDケースなので、本体の他にSSDを用意する必要があります。今回は、OWCのM.2 NVMe SSD「AURA P12」を使用しました。
このSSDを搭載した状態では、重さは103グラムでした。
MacBook Air (M1, 2020) に接続した際のシステム情報です。
Thunderbolt 3の最大値である 40Gb/秒で接続されていることがわかります。
「Blackmagic Disk Speed Test」で実際に速度を計測してみした。
書き込みで1200MB/秒以上、読み込みで1400MB/秒以上の速度を叩き出しています。
従来使っていたUSB3.1 Gen2接続のSSDでは書き込み・読み込みともに350MB/秒程度でしたので、顕著な速度の向上が見られ、非常に快適です。
速度はもちろんなのですが、「OWC ENVOY EXPRESS」を実際に使ってみてとても便利なのが、スライド式のホルダーです。
このホルダーは主にノートのディズプレイの裏側に貼り付けて使います。
出先などで狭いテーブルや膝上などでの作業を余儀なくされた際に、外付けストレージをどこに置いておくかは悩ましい問題です。それを一発で解消してくれます。
スライド式なので、SSDの付け外しも簡単。ホルダー自体も吸着ゲルで貼り付けるので、気軽に貼り替えができます。
出先だけでなく、室内・屋内でのちょっとした移動でも、外付けストレージを接続したままでMacBookを安心して持ち運ぶことができます。
超高速なストレージを外出先など作業環境を問わず、手軽に便利に利用できるSSDケースです。
「OWC ENVOY EXPRESS」は、以下の各オンラインストアなどで販売されています。