RAVPowerから、29WのUSB PD出力に対応した10,000mAh大容量モバイルバッテリー「RP-PB186」が発売されました。
手のひらに収まるフォルムとコンパクトさと軽さを実現。
USB PD対応で10,000mAh以上のモバイルバッテリーでは、世界最小最軽量クラスということです。
バッテリー本体のほか、次の付属品が同梱されています。
- PD対応USB-Cケーブル(約100cm)
- 収納ポーチ
- ユーザーマニュアル類
付属するUSB-Cケーブルの通信速度は、USB 2.0規格でした。
収納ポーチには、ケーブルなどを収納できるポケットがあります。
バッテリー容量は10,000mAhで、iPhone 11 / 11 Proは約2回、iPhone 8は約4回充電できると謳われています。
USB-CポートとUSB-Aポートが各1ポート搭載されています。
各ポートの出力は次のとおり。合計で最大29W出力が可能です。
- USB-C PD 出力:5V / 3A、9V / 3A、12V / 2A、15V / 1.5A(最大29W)
- USB-A QC 3.0 出力:5V / 3A、9V / 2A、12V / 1.5A(最大18W)
USB-Cポートは入力にも対応していて、18W以上のPD対応の充電器を使えば、バッテリー本体を高速で充電できます。
- USB-C PD 入力:5V / 3A、9V / 2A、15V / 1.2A(最大18W)
30WのUSB PDに対応した超小型電源アダプタ「RAVPower RP-PC120」を使って残量ゼロからフル充電まで3時間弱でした。
本体の重さは186グラム。
同クラスの他のバッテリーより10グラム程度軽く、日々の持ち歩きにも負担にならない重さです。
Phone 8 / X以降では、USB PDによる急速充電に対応しています。
「USB-C – Lightningケーブル」で接続することで、iPhone 11 Proを30分で0%から約50%まで充電することができました。
USB-CポートにMacBook Air (2018) を接続して「システム情報」で確認してみたところ、29Wで電源供給されていることがわかります。
MacBookやMacBook Airなら純正アダプタ(30W)とほぼ変わりなく充電することが可能です。13インチMacBook Proを充電することもできるでしょう。スリープやシャットダウンしているのであれば、16インチMacBook Proにも充電は可能だと思われます。
なお、合計で最大29Wの出力なので、USB-CポートにMacBook Air、USB-AポートにiPadを接続してみたところ、MacBook Airには12V / 1.5A(18W)、iPadには 5V / 2.1A(10.5W)で充電されました(合計28.5W)。
外出先でのiPhoneやiPad Proの急速充電や、MacBookファミリー用のバッテリーとして、普段から持ち運ぶことのできるサイズのバッテリーです。
個人的には、このコンパクトさでMacBook Airにも純正同等の充電ができるので、普段持ち歩くバッテリーは、もっぱらこれになっています。
「RAVPower RP-PB186」には、ホワイトとブラックの2色があり、Amazon.co.jpで購入できます。(価格は記事作成時のものです)
- RAVPower RP-PB186 ホワイト:4,399円
- RAVPower RP-PB186 ブラック:4,299円