マイクロソリューションから、最大10WのQiワイヤレスおよび、最大18WのUSB Power Delivary(USB-C)、最大18WのQuick Charge 3.0(USB-A)での充電が可能な「マルチファンクションワイヤレス充電器」が販売されています。
急速充電のさまざまな規格を詰め込んだ、欲張りな充電器です。
スタンド型のワイヤレス充電器で、横にUSB PD(USB-C)とQC3.0(USB-A)のポートがあります。
入力はDC12Vです。スタンドの裏には、排熱用のスリットが見えます。
付属している電源アダプタの出力は、DC12V*3Aの36Wです。
メーカーの説明によると、この36Wの電力は、まずワイヤレス充電に優先的に割り当てられ、残りがUSB-CとUSB-Aポートに割り振られるそうです。
ワイヤレス充電されていない場合は、単純計算ではUSB-C、USB-Aともに最大の18Wが供給されるということになります。
なお、それぞれのポートの出力は以下のようになっています。
- USB-C USB PD ポート:5V*3A、9V*1.67A、12V*1.5A、最大18W
- USB-A QC3.0 ポート:5V*3A、9V*1.67A、12V*1.5A、最大18W
さらに、電源アダプタを容量の大きなものにすれば、ワイヤレスを含み全てをフル電力で充電できると説明されています。
ワイヤレスの最大電力は、10Wなので、USB-CとUSB-Aのそれぞれ18Wを合計すると、46Wの電力が必要になります。入力は12Vなので、計算では4Aあれば供給できますが、変換ロスなどを考慮に入れると12V*5Aの電源アダプタを用意できれば、各ポートにフルで電力を供給できるようです。(プラグは、外径5.5mmのセンタープラスです)
とはいえ、全てをフルで使う機会はあまりないと思いますので、付属の36Wの電源アダプタでも充分だと思われます。
ワイヤレス充電中は、台座の青色LEDが点灯します。異物が挟まっていたり、温度上昇などの異常がある場合には、このLEDが点滅して知らせてくれます。
コイルが2つ実装されているので、縦置きでも横置きでもワイヤレス充電することができます。横置きで動画などを視聴しながら充電することができます。
これ1台あれば、iPhoneをワイヤレス充電しながら、iPadをLightningケーブルで急速充電することも可能です。
iPhoneを速く充電したい時には、USB-C – Lightningケーブルで有線接続することで、iPhone X / iPone 8 以降のモデルへの急速充電が可能です。
現在、Amazonでは、3,980円で販売されています。