メッシュWi-Fiを簡単に構築できるLINKSYSの「VELOP」ですが、保護者による制限機能も搭載されています。
標準では、ある特定のデバイスのインターネットへの接続時間を管理したり、特定のWebサイトを禁止したりすることができます。
家庭で、子どものインターネット接続を管理するために有効な機能です。
この保護者による制限の機能ですが、より高度な有料の月額サービス「Linksys Shield」が、日本でも提供開始されましたので、紹介したいと思います。
申し込みは、スマートフォン用アプリ「Linksys」の「保護者による制限」のセクションで行います。
新たに「カテゴリ別に禁止」という項目が出現していますので、その横の「Linksys Shield」をタップして申し込みに進みます。
App内購読で支払い、月額で550円、1年払いにすると16%割引の5,600円で利用できます。最初の30日間、無料で試すことができます。
申し込み後、接続しているデバイスが一覧表示されますので、制限したいデバイスを選んで、内容を設定します。
それでは、保護者による制限の機能をひとつずつ見てみましょう。
まずは、標準で用意されているものから。これらは、VELOPユーザーなら無料で利用できます。
インターネットアクセスの一時停止。
その名のとおり、いつでもワンタップで一時的に接続を遮断することができます。再開するのもワンタップです。
この一時停止は、スケジュールしておくこともできます。
何曜の何時から何時まで接続を停止するといった設定が可能です。
特定のWebサイトを禁止することもできます。
ここまでが無料で利用できる機能です。
さて、続いて「Linksys Shield」によるカテゴリ別の禁止です。先ほど紹介した月額料金がかかります。
「カテゴリ別の禁止」には、4つの年代別のプリセットがあらかじめ用意されています。
- 子供(8歳以下)
- プレティーン(9歳から12歳)
- ティーン(13歳から17歳)
- 大人(18歳以上)
年代を選ぶだけで、自動的に推奨されるフィルタリングが適用されます。
フィルタリングの内容は、インターネットセキュリティ関連製品を開発しているトレンドマイクロ社によって提供されています。
4つの年代向けの内容は、次の画像でご覧ください。
ここで、18歳以上の「大人」のところに注目してください。
ここでは1カテゴリ「悪意のあるWebサイト」だけが禁止になっています。
大人向けにも「Linksys Shield」を適用しておくことで、有害なWebサイトから守ってくれることになります。
この設定をしておけば、大人も安心してインターネットを利用できます。
さて、それぞれのカテゴリですが、さらに細かくカスタマイズすることもできます。
カテゴリ名をタップすることで、詳細な項目の一覧があらわれ、それぞれのオン/オフを切り替えることができます。
項目の右のⓘで、それぞれの項目の説明を見ることもできます。
例として、「ティーン」の項目の一部を掲載します。
アプリのダッシュボードの「保護者による制限」のところでは、保護されたデバイスの一覧を見ることができ、デバイスごとの保護の一時的なオン/オフや、全体のオン/オフ、さらに各デバイスの設定変更が可能です。
また、メニュー内の「保護者による制限」セクションでは、ダッシュボードと同様のことができるほか、デバイスの追加ができます。
デバイスは、14台まで登録することができます。
月にコーヒー1杯程度の価格で、子どもだけでなく家じゅうみんなで安心してネット接続ができる「Linksys Shield」。
この機会に導入してみるのはいかがでしょうか?