MacBook 12インチやMacBook Pro (2016以降) などで採用されたUSB-Cコネクタを拡張する変換アダプタの最新モデル「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK C2」をレビューします。
拡張されるインターフェイスは、
- USB-A (メス) × 2
- USB-C (メス) × 1(給電専用)
- LAN(Ethernet)ポート × 1
- HDMIポート × 1
- Mini DisplayPort × 1
- SDカードスロット × 1
- microSDカードスロット × 1
の7種類8ポートです。
2016年11月に発売された「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK C1」と比較して、USB-Aポートがひとつ減り、代わりにMini DisplayPortが搭載されています。
また、USB-Cポートの位置が変更されています。
サイズは、長さのみ約4mmほど長くなっていて、その他は重さを含め変更ありません。
また、microSDカードスロットは、C1ではロックするのにやや深めに押し込む必要があって、抜き差しにやや苦労することがありましたが、C2では少しだけ浅くなっていて、抜き差しが楽になっています。これは地味ですが、嬉しい改良です。
さて、今回のC2は、HDMIに加えMini DisplayPortと映像出力が2系統となりました。
新設されたMini DisplayPortですが、もちろんDisplayPort接続では問題ありません。
そのMini DisplayPortに、Apple純正の「Mini DisplayPort – VGAアダプタ」を使ってVGAディスプレイに接続してみました。これも、問題なく映像出力することができました。
次にその状態で、HDMIディスプレイも同時に接続してみたところ、VGAディスプレイと同じ映像のみ出力できました(内蔵ディスプレイを含めた3画面で使用することはできないようです)。
ただ、その際、HDMIディスプレイ向けのカラープロファイルに固定されてしまうようで、VGAディスプレイのほうの色は不正確なものになってしまっていました(機器によるかもしれません)。
基本的には、映像出力はどちらか一方を利用する使い方になると思います。
出先などで、Cinema Displayなど、DisplayPort対応のディスプレイを利用するときに役に立つアダプタです。
もちろん、その他多くのポートを搭載しているので、「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK C2」さえあれば、MacBookでの周辺機器接続に困ることはほとんどないでしょう。
下記オンラン直営ストアで購入することができます。